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エチュード作品 (描画サンプル) 2021年5月
「還暦」とさせていただきましたが、モデルの方の実年齢はわからないのですが、歳を重ね、しわや肌のたるみが出てきます。
似顔絵では、ご本人に喜んでいただくことが大前提なのですが、エイジングの部分をどこまで描くかは悩むところです。この、シワの部分を強調しすぎるとと、実年齢より老けて見えてしまい、絵としても汚くなってしまいます。
人のシワは決して悪いものとはとらえておりません。お顔の特徴として大事な部分であり、その人らしさを形作る要素の1つでもあります。 |


モデル写真(フリー素材) |
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高齢の方になるほど、目がパッチリと開かない傾向があり、目の周りにシワが入ります。
このモデルの方はやさしく微笑んでおられるので、その「優しさ」がにじみ出る似顔絵を意識しました。
下書きの段階で、シワの特徴をある程度抑えておきます。 |
下書きでは、後から修正ができるように、肌色に近い色で描きはじめます。肌色に近い色であれば、仕上げの段階でなじんでいくのです。
基本的に色鉛筆で描くのですが、肌色系の色は重点的に数をそろえています。集中できるように、よく使う色を数本確保します。
→この絵は下書きが完成したものです。いつもお客様には、この段階で一度確認していただきます。構図・顔の輪郭、文字などを確認していただきます。 |
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下書きが終わると、まず透明水彩で広い面を塗っていきます。
これは、色鉛筆で塗るよりもやさしい感じが出るからです。肌色も、この時点で大まかな印影が表現できていると、この後の作業が格段にやりやすくなります。
色鉛筆では、線を描くのは得意なのですが、色の変化や面塗りの表現は水彩の方が勝っています。 |
水彩下塗り完了。お顔以外の部分も、色分けしておきました。文字・背景は最後に塗ります。
この後、色鉛筆で細かい部分を仕上げていきます。髪は艶がでるように1本1本描いていきます。この、髪の毛がきれいに表現できているかどうかも、仕上がりに大きく影響します。できるだけ髪の美しさが伝わるように丁寧に仕上げます。
今回、花×似顔絵企画の試作品なので、花の部分がネックになります。この絵はボタニカルなやさしい花が入っているのですが、できるたでけ丁寧に仕上げていきます。 |
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背景は黄色味のすくないレインボーカラー、単色のものより配分が難しいですが、夢のような虹色が表現できるよう、美しい色を使って仕上げていきます。
顔の部分もホワイトを効果的に使用し、活き活きとした輝きのあるお顔に仕上げます。
目にホワイトを入れると一気に「生きた目」になります。 |
ピンク・緑・ブルー・紫の入った華やかな絵になりました。背景にもホワイトを入れてキラキラ感を演出します。
花が入ることによって、要素が増えて、絵として見ごたえが増します。
「祝還暦」の文字もレタリングして淡い色使いで絵の大事な要素になっています。 |
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絵について
60歳の誕生日、還暦のお祝いに、お子様、お孫さんからのプレゼントにいかがですか? 60歳の節目に、お母さん、おばあちゃんに、思い切って「ありがとう」をカタチにして、プレゼント。花似顔絵は似顔絵に花をプラス。花があることでぐっと華やかさがUP! |
オススメのシーン
・誕生日祝い
・長寿祝い
・還暦(60歳)祝い
・古希(70歳)祝い |
・喜寿(77歳)祝い
・傘寿(80歳)祝い
・米寿(88歳)祝い
・卒寿(90歳)祝い など |
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